医院コラム

インプラントは「安全」が最優先です

当院では、2006年からインプラント治療を始め、丸15年が経過しました。昔は、歯がないところに歯を補うには、「ブリッジ」か「入れ歯」しかありませんでした。でもどちらも、支えとなる歯の負担が大きく、数年後には破折→抜歯となるケースが多かったのです。残っている歯を守る方法を模索している時に出会ったのが、インプラントです。当時、インプラントが普及し始めて20年以上が経ち、安全性が確立された時期。猛勉強の末、インプラント治療の技術を習得し、現在に至ります。

インプラントをさせていただいた中で、思い出深い患者さんがいらっしゃいます。60歳代前半の女性Mさん。初診で来院されたときは、歯周病とむし歯がかなり進行していました。その後、内臓のご病気で手術を受けられたのですが、無事快復、退院されました。「病気をしたから、お口の中は後回しに」という考え、「病気をしたからこそ、お口の中を快適に」という考え、どちらもありですし、どちらも正しいと思います。Mさんには、歯のないところに「ブリッジ」「入れ歯」「インプラント」という3つの選択肢がありましたが、長年口元が気になっておられたご様子で、ご自身の歯と同じように食べられる「インプラント」を選ばれました。

インプラントをお入れした後、Mさんは表情がとても明るくなり、快活で、若々しくなった印象を受けました。そしてMさんから、次のようなメッセージをいただきました。 「患者の身になり、いつもていねいで、完璧な治療をしていただいたおかげで、口の中がひどい状態から完治した今では、自分の歯のようにかむことができ、口を大きくあけておしゃべりもでき、口をかくさずに自然に笑えるようになりました。大感激です。 インプラントにして良かったです。」
素敵なお言葉をいただき、私もスタッフも、とても嬉しかったです。

インプラントの知識今も、日々進化するインプラントの知識とスキルを高めるために、研修会や勉強会への参加、論文やインプラント学会誌の熟読等、研鑽を積んでいます。インプラントは「安全」が最優先です。患者様がインプラントを希望されても、リスクが大きかったり長持ちしそうにない場合は、別の治療法をご提案することもあります。また、インプラントを長持ちさせるために、定期健診に通うことをお約束いただいています。

「歯が良くなることで患者さんがお口に自信をもって下さり、もっと健康で、もっと楽しく人生を送れるお手伝いをすること」が私の使命です。 インプラント治療は、歯がないところを補う効果的な方法の一つです。歯を失って困っている方、お口の中で気になるところがある方、必ず最善の方法が見つかります。どうぞお気軽にご相談ください!

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